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映画『ハート・ロッカー』の感想

アカデミー賞6部門受賞。女性監督作品。
アカデミー賞はその年のアメリカの世相を反映していると言われていますね。
米軍の反省の時代は終わり、再度アメリカ軍のヒーロー化や復権を狙っている感じなんでしょうか?
戦場にしか生き甲斐を見つけられず、精神的に病みながらもまた戦場に向かうジェームズ軍曹の姿は、さながらアメコミヒーローといった感じです。

ストーリー自体は淡々と進み、退屈さも時々感じてしまうんですが、爆弾処理のシーンなど、たまに恐ろしいほどの緊迫感が生まれます。
手に汗握るとはまさにこのことで、戦場で爆弾処理をする兵士たちのストレスやプレッシャーが少しでも体感できます。
誰が普通の市民で、誰が敵なのか? それすらわからないストレスは相当なものでしょう。
気が狂ってしまうのもうなづける状況です。

戦争中毒で、戦場の中でしか生きているということを実感できないジェームスは、やっぱり完全にイカれています。
任期を終え、自宅に帰ってからの様子が、彼のイカレっぷりを如実に表しています。

爆弾処理班というなかなか日の目を見ない場所にスポットを当て、9.11テロ以降の軍人の日常や苦悩をリアルに描いた点には拍手を送りたいですが、明確にはテーマが伝わりづらい作品でした。